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捻りのマニア

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遅くなりましたが、先週の全日本選手権の報告を。

個人10位、シンクロ5位という結果でした。

個人はTスコアを意識していたんですが、練習に比べて0.5秒以上も低い演技でした。

正直、自分の感覚ではそこまで下がっている印象は無かったんですが、高さ自体はかなり低かったです。

その低さが原因で、準決勝で敗退。

さすがに今年は決勝行く自信あっただけにかなり悔しいです。

ただし、ここ数年狂いに悩まされていたころと比べると演技自体はまずまずで、第一・第二×2本を全部申請通りに実施したのは久々です。

狂いそのものはまだ完治してないのですが、その恐怖感は大分下がった様子。

その辺の影響なのか、演技前の緊張が理想的だったように感じます。

酷い時は足の震えを感じるほど緊張してしまうこともありますが、今回のは程よくドキドキ、残りはやるぞ感。

この雰囲気は毎回出せるようになりたいですね。





シンクロはワールドゲームズの1次予選も兼ねたとても重要な大会でした。

前回のワールドゲームズでは、怪我が酷くて思うように体を動かせず、不本意な結果になってしまったので必ずリベンジしてやると思ってました。

今回初めて組んだパートナーは13も歳の離れた、今若手で1~2を争う選手。

まだまだ発展途上ですが、ビシッと決まれば十分代表ペアになれるパートナーでした。

しかし結果は1次選考通過条件の3位以内には入れず。

完全に僕のミスでした。

高さが僕の方が低いので、安定した演技で引っ張っていかなければならないのに、後半でめちゃめちゃな演技をしてしまいました。

それにより演技点・同時性共に大きくスコアを下げてしまい5位で終了。

本当に相方に申し訳ない演技をしてしまいました。

それと同時に、もう来年のワールドゲームズには出場できないという事実に本当に落ち込みました。

オリンピック同様、4年に1度しかチャンスが無いものが、ほんの一瞬で終わってしまうこの競技は、選手にとって本当に厳しく難しいものだと改めて実感。

他のどの場面で出なくても、とにかくここ1番という所では会心が出せる(もしくは出ちゃう)様な、本番力や運が必要不可欠な競技だなと思います。

今年は12月にもう1回大きな大会があるので、そこに向けてまた頑張っていきます。




本来は大会後すぐにでも更新しようと思っていたのですが、ここ1週間風邪でダウンしてたのでこんなに遅くなってしまいました。

疲れと寒さのダブルパンチが効いたようです笑

皆さんも体調管理は万全に。

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東日本選手権終了しました。

結果は個人11位、シンクロ優勝です。

個人に関しては去年までずっと課題にしていたトップの部分は安定してきたものの、中盤の引きがけがまた出てしまい、後半はめちゃめちゃになってしまいました。

油断をしていたつもりはないですが、防げなかったミスでは無いと思います。

全日本に向けてしっかり調整します。



シンクロは、実は人生で初めて組むパートナー、後輩の田崎でした。

満足のいく演技が出来たわけではありませんが、全日本で別のパートナーとやる構成を通しきり、結果優勝出来たのは素直に嬉しいです。

構成自体は個人に比べ易しいものなので、もっとクオリティを上げて全日本でも優勝します!



結果も演技も満足できる試合ではありませんでしたが、全日本の前哨戦としては色々学べた試合だったと思います。

充分戦っていけるだけの手応えも感じてきているので、次は応援してくださる方々に素晴らしい演技が披露出来るよう頑張ります!



とりあえず、打撲だろうと診断されてから2週間経っても痛みが増すばかりの足首をまた診てもらいに、病院へ近々行ってきます。

絶対打撲じゃないっつーの・・・

試合で飛ぶ度に少しずつ悪化してきてたので、まずは足の治療。

それから全日本に向けての調整。

しっかりやっていきます!


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リオデジャネイロオリンピック、男子トランポリンが昨日終了しました。

結果はご存知だと思いますが、銀河が4位、正樹が6位で日本悲願のメダル獲得はなりませんでした。

3大会連続の4位入賞。

本当にオリンピックメダルの壁は高い。



しかし今回銀河の強さを見た気がしました。

彼は練習は見ててため息出るほど酷い事が多いんですが、大事な大会では全て決めてきたと言っていいほど本番に強いです。

今回も決勝で18点という高難度をしっかり通し切りました。

悔しいですが、素直にすごいと感じました。

それと同時にオリンピックに出たい!

メダル争いしたい!

と、より強く思いました。



これからまた脂がのってくる20代の銀河はもちろん、まだ見ぬ若手がこれから上がってくるであろう2020年。

その時36歳の年になってる僕にどれだけ戦えるか分かりません。

けれど、日本初のメダル獲得。

出来ればそれは自分が達成したい!

4年という決して長くない期間。

国内・世界のライバル達に追いつき追い越せるように頑張ります!

拍手[6回]

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連日オリンピックでのメダル獲得報道で賑わっています。

このブログを書いてる時点でのメダル獲得数は、【金】6【銀】1【銅】12で合計19個!

特に今回は「史上初!」だとか「◯◯年振り!」だとかが多い様に感じます。

今まで出来なかった事が今大会は起きてるとなると、トランポリンでも初のメダル獲得があるかもしれません!

出場選手の実力を見ると過去最高レベルの高さであり、実力的には正樹が全快の状態でさえ5〜6番目だと思うので非常に厳しい戦いになると思います。

しかしトランポリンは1発勝負だからこそ、この1回を決める事が非常に難しいスポーツ。

そしてそれは世界最強の中国やロシアにも言える事。

落ち着いて、是非自分の演技をしてもらいたいものです。



昨日の朝方、体操の内村選手が個人総合2連覇を果たしました。

体操界でキングと讃えられる内村航平。

その実力はすさまじいもので、特に個人総合に至っては国内外で30数連勝で負け知らず。

そんな彼が今大会は超接戦を繰り広げ、2位と0.099差で金メダルを獲得したわけですが、記者からこんな質問が飛んできた様です。



「あなたは審判に贔屓されていないか?」



採点競技では常にある疑問。

かく言うトランポリン競技でも頻繁に思われる所です。

この質問に対し、内村選手は「公平なジャッジだ」と発言。

優勝にケチつけられた形になったわけですが、この辺はやはり素人にはわかりづらい所ですよね。

実際体操をした事がない僕も、内村選手のスコアに比べてベルニャエフ選手の鉄棒のスコアはこんなに低いものなの?って演技を見て感じてしまいました。

しかし細かい解説を見ると、実はDスコアが内村選手に比べて大分低く、鉄棒を掴む時の肘だったり姿勢だったりが曲がっており、更に着地でも動いている。

Eスコアが内村選手より低いのは素人目にも明らかだったのですが、ここまでDスコアに点差があったら確かにこれ位の差になる事は十二分にあり得ることだと納得できました。



こう考えると解説は非常に重要です。

細かいルールを分からない人間に、なぜこういう結果になったのか、この選手はどういった演技をしたのか、しっかりと理屈や筋を通して説明出来る力がないと、競技そのものを誤解されかねません。

今回のトランポリン競技の解説は北京・ロンドンの代表で、今年の頭に引退した上山選手。

名解説頼むよヤス君!



閑話休題。



記者からの失礼な質問に対し淡々と答えた内村選手。

それに対し、銀メダルを獲得したベルニャエフ選手が、

「内村選手はいつも高い点数を取ってきている。今の質問は無駄なものだ。」

と発言。

内村選手は実力で勝ったんだ。

バカなことを言うな!

とライバル選手に言わしめる内村航平という人間。

素晴らしい。

そしてライバルをリスペクトし、こういった発言で反論できるベルニャエフ選手とウィットロック選手。

本当に素晴らしい!

トランポリンでもそうですが、基本的に個人競技であり、対人要素のない競技。

もちろん最終的な結果は周りの出来で左右されますが、やるべき事は自分のベストの演技をする。

ただそれだけなので、他人の素晴らしい演技に対しては純粋に拍手を送る。

トランポリン含めそういうスポーツは本当に素晴らしいと思います。

まあジャッジの質が低いと、素人目どころか選手から見て納得のいかない点数なんてのも結構出たりする事もあり得てしまう競技でもあるんですけどね笑

そういう時は選手でなく審判に文句を言いましょう笑



正樹・銀河・蘭菜には結果を気にせず思い切り気持ちよく演技をしてもらいたいですね。

そしてトランポリンを応援してくださる方々は、是非とも他国選手の非難や失敗を願う様な事はしないで貰いたい。

皆自国のライバルやサポーターの思いを背負ってこの大舞台に立っているのです。

日本がメダルを獲るためにトップ選手の中断を喜んだり願ったりされる事を彼らは願ってないと思います。

当然僕ら国内の選手も。

お互いのベストを尽くし、お互いのベストを願い、お互いのベストを喜ぶ。

その上で勝利するからこそ美しい。

スポーツマンシップを持って明日・明後日のオリンピック観戦をしましょう!


【大会スケジュール】
8/13 2:03〜 女子個人
21:00〜 女子個人録画放送[BS]
8/14 2:03〜 男子個人[地上波]
※日本時間

拍手[14回]

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遅くなりましたが、先週末東京都大会がありました。



結果は銀メダル。

都大会はトーナメント戦になるわけですが、初戦から決勝まで全員日体生でした。

決勝の相手はりゅうのすけ。

僕が学生の頃に小学生で日体に入ってきた子で、すでに10年以上の付き合いです。

今ではもう大学3年生。

大きくなった・・・



決勝では中々の良い演技が出来ました。

リズムも良く移動もそれなりに抑えられたと思います。

後半では高さを抑えて守りに行っちゃった感はありますが、演技全体としては久しぶりにまずまず。

それに対してのすけは最後まで踏みに行く攻めの演技。

会心の演技を決め、結果僕は敗北しました。

めちゃくちゃ悔しかったですね。

ただ、それと同時に嬉しくもありました。

子供の頃から見てきた奴がついにここまで上がってきたか!と成長を嬉しく感じました。

最近の試合での悔しさは、練習ではできてた自分のやりたいことが本番では1%も出せずに終わるという、不甲斐なさに対する憤りみたいなものでしたが、今回のは少し清々しさもあるような。。。

もっと頑張ってまたトップレベルに戻るぞと心に決めました。

次の大会が9月とかなり日数が開いてしまうのが困りものですが、より成長した演技を見せれる様頑張ります!

拍手[9回]

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